その可能性はすでに考えた 推理小説

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井上真偽(いのうえ まぎ)さんはロジックと奇跡的な展開を融合させたミステリー作家です。

以下に主な作品とその特徴をご紹介します。

主要な小説作品

1.『恋と禁忌の述語論理』

・2015年に第51回メフィスト賞を受賞し、デビュー作となった作品です。

※数理論理学を用いて”推理”ではなく”検証を行うすスタイルが特徴的で、名探偵と美人

 数理論学者による論理バトルが繰り広げられます。

2.『その可能性はすでに考えた』

・2作目として発表され、多くのミステリー・ランキングで上位に入る話題作です。

※山村で発生した不可解な斬首集団自殺事件を巡り、不可思議な記憶を持つ少女の証言と

 ”奇蹟”を信じる探偵・上苙丞(うえおろじょう)の活躍が描かれています。

 第16回本格ミステリー大賞の候補にも選出されました。

3.『聖女の毒杯その可能性はすでに考えた』

・『その可能性はすでに考えた』の続編的な位置づけで、さらに評価を高めた作品です。

※飛び石的に8人が毒死するという奇怪な事件に挑む中、あらゆる”可能性”を消していく

 展開が読みどころ。

 第17回本格ミステリー大賞候補にも選出されました。

4・『探偵が早すぎる』

※事件がお起こる前にトリックを暴いてしまう”事件未遂”型のミステリーで、独特のテーマ性が

 注目されました。この作品はテレビドラマとして2回にわたり連続ドラマ化され話題に

 なっています。

デビュー以降、多くのランキングや文学賞に頻繁に登場する実力派作家です。

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井上真偽という作家をご存じの方も多いと思いますが、是非読んで貰いたい推理小説です。

2015年にメフィスト賞を受賞してデビューして以来、独創的なロジックと”奇蹟”をテーマに

した物語で、多くの読者を惹きつけてきた新世代のミステリー作家です。

その代表作のひとつが『その可能性はすでに考えた』タイトルを目にした瞬間から、論理のゲーム

が始まっているかのような緊張感を漂わせるこの小説は、発表当時から「新しい本格ミステリーの

地平を切り開いた」と高く評価されました。

物語の舞台は、深い山あいにひっそりと存在する小さな村。そこでは、数年前に世間を震撼させた

恐ろしい事件が起きました。村人たちが一斉に首を切断された状態で亡くなっているーー

まるで儀式のような集団自殺事件。その謎は未解明のまま、村は忘れ去られようとしていました。

ところが物語は、事件の数少ない生存者である少女の証言から再び動き出します。彼女は

”奇蹟を見た”と語るにです。

常識では説明できない不可解な現象。そこに挑むのは、”奇蹟を論理で否定する”ことを使命とする

探偵・上苙丞(うえおろじょう)。彼の登場によって、事件はただの怪異言譚ではなく、緻密な

論理戦の舞台へと姿を変えていきます。上苙はあらゆる可能性を提示し、排除していく。

そして最後に残るたったひとつの真実へ読者を導いていきます。

『その可能性はすでに考えた』の魅力は、まずその構造にあります。通常の推理小説が

『可能性を探す』作業であるばらば、この作品は「可能性を消していく」作業の連続です。

タイトル通り、提示された仮説はことごとく「それはすでに考えられた」と否定され、潰されて

いく。そのやり取りの積み重ねが、逆説的に物語をより強固に、そして鮮烈に際立たせていくので

す。読者は自分自身の推理を試しながらも、上苙の論理に次々と打ち砕かれることで、まるで知的

な格闘技を体験しているかのような感覚を味わえます。

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この小説の一番の魅力は、やはりその”新しい推理の形”にあります。普通のミステリーでは、

探偵が少しづつ可能性を探りながら真相に近づいていきますが、本作は「その可能性はすでに

考えた」という内容でつまり、どんな推理をしても、すでに探偵が考え済み。そこから残った

”たったひとつの真実”へと導かれる展開がとても斬新で、読んでいてワクワクしました。

また、論理が楽しかったのは勿論ですが、人間の心理や小さな違和感を拾い上げていく描写も

巧みで、「なるほど〜」と唸らされる瞬間が多いのもポイント。推理好きはもちろん、普段

ミステリーをあまり読まない人でも楽しめる”知的な娯楽小説”です。🤩

その事件においていかなるトリックも不成立であることを立証する。

是非、推理してみてください👍️

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kotoha

映画・アニメ・小説。好きなkotohaです。
物語の後の余韻が自分の人生を明るく、前向きにしてくれるような時間を大切に思っています。そんなふうに思ってる方と共感し合えたら幸いです。

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