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出口は一つ、だが道は無限。 迷うのは、道か、心か、、、
不気味な日常のズレが恐怖へ変わる。

映画『8番出口』は、2024年に公開されるや否やSNSで大きな話題を呼んだホラー作品です。
舞台は、とある、地下通路。見慣れた通路を歩いているはずなのに、少しずつ違和感が積み重なり
「あれ!?さっきも同じ場所を歩いた?」、、、感覚が観客を包み込みます。
ストーリーはとてもシンプル。主人公はただ「8番出口」を目指して歩き続けるだけ。しかし、その
シンプルさが逆に恐怖を増幅させます。電灯のちらつき、人影の一瞬の揺らぎ、音の消えた空間。
どこにでもありそうな地下通路の”日常”が、少しずつ歪みながら”非日常”へと変貌していくのです
。観客は主人公と同じように、「ここは現実なのか?」「出口は本当に存在するのか?」と疑いな
がらスクリーンに引き込まれていきます。
YouTubuより
「リミナルスペース」の恐怖
この映画の特徴的なのは、「リミナルスペース」と呼ばれる独特の空間を活かしている点です。
リミナルスペースとは、日常と非日常の境目にある”どこでもない空間”のこと。
例えば、深夜のコンビニ、誰もいない学校の廊下、工事中のビルの階段など、、普段は何気なく
通り過ぎる場所なのに、誰もいない時にふと立ち止まると、背筋がゾワッとする。『8番出口』
はまさにその「不気味な日常のズレ」を映像化した作品です。
「幽霊」や「怪物」が直接出てくるわけではありません。出てくるのは”違和感”。だからこそ、
観る人の想像力を刺激して、頭の中で最悪の恐怖を膨らませてしまう。これは近年の日本
ホラーや海外ホラーとも一線を画す、新しい恐怖の表現方法だと言えるでしょう。
ゲームから映画へ
実は『8番出口』は、もともと日本のゲームクリエイター・kota kai さんが作ったインディー
ゲームが原点です。2023年にPC向けに発表され、瞬く間にSNSやYouTube実況で拡散。プレイヤー
はただ「地下通路を歩き、異変を見抜いて進む」というだけなのに、何度もループしながら「出口」
に辿り着こうとします。このシンプルなルールがクセになるんです。最初は「同じ通路ばかりで退
屈かな?」と思いきや、少しずつ現れる”異変”を見逃すまいと緊張感が増していく。ちょっとした
張り紙の文字のズレや、見覚えのない標識、はたまた人影の違和感。気付いた瞬間にゾクツとしてし
まう。海外でも大人気になり、実況動画の再生回数は数百万回に達しました。その勢いを受けて
映画化されたのが今回の『8番出口』というわけです。ゲームの不気味なループ感を、映像の中で
どう表現するのかーー映画版の見どころのひとつでもあります。
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映画ならではの投入感
ゲーム版ではプレイヤー自身が操作して「違和感」を探す楽しみがありましたが、映画版では
カメラワークや音響で観客を投入させます。例えば、地下通路の蛍光灯のジジツ、、っという音
や、足音がやけに響く静けさ。さらにはほんの一瞬だけ映る異形の存在。観客は「今の見間違い?
」「誰かいた?」と疑心暗鬼になりながらも、目をそらせません。
ゲームでは能動的に進んでいた恐怖を、映画では受動的に浴びせられる。この違いが新鮮で
「ゲームを知っている人でも楽しめる」と、、、
誰もが体験したことのある「不安」
『8番出口』が怖いのは、幽霊や怪物の存在ではなく「自分の記憶が信じられなくなる」という
感覚を突いてくるからです。
・さっきと同じ場所を歩いている気がする
・この張り紙、前と違わなかった?
・知らない人が、こっちを見ていたような、、
こうした”小さな不安”が積み重なると、人は想像以上に恐怖を感じます。つまりこの映画は、
「ホラーが苦手」という人でも共感できる不安をベースにしているのです。
ゲームと映画、どっちがおすすめ?
正直に言うと、両方体験するのが一番🤩ゲーム版は「自分で違和感を見つけるドキドキ感」。
映画版は「映像と音響で浴びせられる投入感」。同じテーマなのに、体験がまったく違います。
・ゲーム好きなら:ぜひ一度プレイしてどこまで出口に辿り着けるか挑戦してみてください。
・映画好きなら:スクリーンで体験する「終わらない恐怖の回廊」は心に強く残るはずです。
両方知ると、作品の奥深さが感じられまさにループにハマる感覚のはず😆
まとめ
『8番出口』は、たった一つの出口を探し続けるだけの物語。しかし、その「シンプルさ」こそが
最大の恐怖を生み出しています。日常と非日常の境目にあるリミナルスペース。
そこに潜む”違和感”が、あなたの記憶と感覚を狂わせる。出口は一つ、だが道は無限。
あなたは、最後まで歩き切れるでしょうか?
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映画・アニメ・小説。好きなkotohaです。
物語の後の余韻が自分の人生を明るく、前向きにしてくれるような時間を大切に思っています。そんなふうに思ってる方と共感し合えたら幸いです。